shapieron

勘違いバリュー投資家が真のトレーダーになるまでの物語

2019年の投機実績と残りの方針

しばらくウシガエルのことばかり書いてきたこのブログ。

投機は春先からずっと続けていたけれど、投資のことをブログで書くと、どうしても「素人が書いた投資ブログ」になってしまう。

銘柄分析をやったところで、不勉強な投資家でない限り誰もが知っているような織り込み済みのニュースを羅列して自身の希望的な観測を述べるだけ。

ニュースの分析なんて、どこかの新聞やツイッターから拾ってきた内容を載せているだけで役に立つわけでもない。

下手くそな投機を晒しても人の不幸が大好きな人を喜ばせるだけの結果になってしまうのだ。

配当金入金実績なんて愚の骨頂である。モーニングスターやヤフーファイナンスを見れば配当金の状況なぞはすぐにわかる。

資産状況は需要があるかもしれない。ほとんどの人にとって、他人の財布を覗くことはいつだって楽しいだろう。

そういうわけで、素人の投資ブログは次第に見なくなったし、自分のブログにも素人投資記事を書くのをほとんどやめてしまったのだ。

 

そんな中、2019年も半分以上が過ぎ、少し思うところがあったので今までの投機とこれからについて買いてみる。

 

2019年の投機

投資本はたくさん読んだ。

Kindle本だとページをめくってチャートや図表を見返すのが地味に面倒で、投資本は紙で買った。つまらなかったり合わなかったらメルカリで売り、何度も読み返したい自分に合ったものだけを本棚に収めた。成長株、プライスアクション、バリュー投資、割と色々なジャンルを。

しかしなかなか成績は上がらない。

この相場環境であっても、私の投機口座はマイナスである。入金分含めて25,000ドルの口座が23000ドルくらいになってしまった。給与からの入金分があるので正確なパーセンテージは出せないが、この相場環境でマイナスということで実力はお察しである。

主に試した手法はオニールやミネルヴィニを参考にした成長株投資だ。

 

やってみての感想が以下の通り。いずれも自身の失敗について。

・小型株はボラティリティが高い(逆に言えばうまくやればそれが利益の源泉となる)

・格下げ、急なカタリストで予期せぬ下落を受けることがある

・なんでもない日に大きく上げたり下げたりする

・決めたルール通りにトレードするのは難しい

・感情のコントロールが難しい

・トレード本通りのパターンなど現れない

・シグナルやチャートパターンもそこまで勝率が高くない

 

特に後ろの2つについては難儀した。考えてみれば当たり前なのだが、トレード本に載っているのは彼らが考えている手法で成功したトレードが多い。それがそのまま当てはまるケースもあるだろうが、後出しの認知バイアスであることも少なくないだろうと思った。

また、例えば、ポケットピボットという概念がある。「株式売買スクール」という本でオニールの会社で働いていたファンドマネージャーが紹介しているシグナルである。余談になるがこの本はとてもおすすめなのでぜひ1読することをお勧めする。

 

他にもMACDのクロスやゴールデンクロスなど、代表的ないくつかの買いシグナルをプログラムし、Tradingviewを使っていくつかの成長株を使ってバックテストを行った。バックテストのやり方が悪かっただけかもしれないが、勝率はそこまで高くなかった。

実際のトレードでも適当にポジションを取って勝つこともあれば、適切なセットアップを買っても失速するケースがある。

買うタイミングそのものよりも、そのあとの損切りや利確、ポジションサイズの方が重要だと感じた。

とにかく、私のトレード口座は儲かっておらず、忸怩たる思いだ。

 

一方で、3月上旬から始めたオールウェザー戦略は調子が良い。

何も考えずに40,000ドル弱をVTI、GLD、TLTを4:3:3で購入しただけ。

 

Symbol Price Shares Cost Basis Market Value Total Gain Gain%
GLD 141.45 100 118.02 14,145.00 2,343.00 +19.85%
VTI 149.7 115 143.95 17,218.26 664.01 +4.01%
TLT 143.94 100 119.22 14,394.00 2,472.00 +20.74%
             
        Total 5,479.01 +13.60%

 

運良くGLDや債券の急騰に乗ることができて株式インデックスホールドよりも良い結果を出すことができている。

結果が出ているのは嬉しいが、この口座は全くいじっていない。ただただ放置しているだけである。私はトレードを頑張りたいと思っているのでとても複雑な思いだ。

手間暇かけて頑張ったトレード<<<ほったらかしオールウェザー なのだから。

 

今後の投機戦略にむけて

私のお盆は台風の影響でほとんど外出ができなかったため、自宅に引きこもって何冊か本を読んだ。

「失敗の本質」という本がある。

大東亜戦争時の日本軍が犯した失敗を検証し、その教訓を得ようとする本だ。

2回ほどすでに読んでいるが、今後のトレードのヒントを得たくて改めて読む。

本書で挙げられている失敗の本質をいくつか書き出してみる。

・曖昧な戦略目的と曖昧な指示

・黙秘的の二重性

・リスク管理の意識の低さ

・補給の軽視

・機能的な意思決定および戦略決定

・人情論や空気の支配による合理的な意思決定の排除

・狭くて進化のない戦略オプション

・環境変化に対応できない

トレードでも、仕事でも、プライベートでもいくつか心当たりがある。

 

成功するためにはその逆を行くしかない。

・事実を冷静に直視して情報と戦略を重視すること

・必要に応じて目標や問題の基礎構造を再定義して変革し、自己の行動を絶えず変化して修正し、学習する主体として自己を作り変えていく

・合理的な意思決定

 

今後の投機方針

結局、人の戦略をいくら猿真似したところで結果は変わらないのだ。成長株投資やトレンドフォローが良いと言ったところで、結局は自分の頭で考えて相場を研究し、それを元に納得できる戦略を自分で編み出すしかないのではない。人から聞いたことや本に書いてあることを相場に適用しようとしても成長はない。その先を自分で考えないと。

投資のスタイルはそうやってできている。

言ってしまえば当たり前のことだが、私はこれができていない。

手持ちのノートにこれからの投機についてのグランドデザイン、相場に対する考え方、考えている戦略および戦術を書き出した。

そのうちブログにも書くかもしれない。

トレード口座は主には成長株トレードと、プライスアクションだ。

オールウェザー口座は引き続きほったらかし。願わくば安定的な利益を得られんことを。金利が上がって株価が下がると多分死ぬのだが。。。

 

2019年の残り、そしてこれからもこのノートの内容ををきちんと頭に入れて全力で臨みたい。