shapieron

勘違いバリュー投資家が真のトレーダーになるまでの物語

正しい内定辞退の方法

www.nikkei.com

今日はこの記事がバズっていた。

「内定自体の正しい伝え方」は果たして存在するのだろうか。

インターネットの中では「直接会う」ほどのことではないという論調が目立った。

企業が学生を落選させる時はよくてメール一本、普通はサイレントだ。逆の立場になった時、わざわざ企業を訪問して感謝してやることもない、逆に企業としても迷惑だというところだろうか。

就活生の立場に立てば、複数の内定を持っていればその中でベストの選択をしたいだろう。何しろ初めて入社する会社は良くも悪くもその後の人生に大きな影響を与えるものだ、慎重になってなりすぎることはない。決断には時間もかかる。

そして就職する先を決断した後、いくつも内定を持っていればいちいち訪問して断るのも面倒だ。できればLINE、妥協してメール、最悪電話くらいではなかろうか。オワハラに巻き込まれて不快な気分をするのはいやであろう。

数年前にオワハラが話題になって強引な手法もやりにくくなった。昔は最終面接の場で他社の面接を全て辞退する電話をかけさせたり、呼び出して怒鳴りつけたりと言うことが多々あったが今はどうなのだろうか。内定者SNSや合宿(と言う名の旅行)で囲い込むくらいがせいぜいではなかろうか。

一方、企業の立場に立てば内定者は多くの金と時間と手間をかけて数多くの候補者から選んだ金の卵だ。そして大抵、企業のお偉いさんも面接をした上で合格させていることから、内定辞退されたとあっては人事部の失点となる。そんな内定者をメールや電話一本で辞退させるわけにはいかないのだ。追加で合格させなければいけない場合もでてくる。辞退したい内定者には何としても直接会って話をして説得して撤回させる。絶対に内定者を辞退させてはいけないのだ。内定辞退をしたいので直接会って話したいと考える真面目な学生こそ、それを翻意させる人事部の策略にはまって内定を受託するケースもある。そう考えると、経済界の広報誌たる日経新聞がこのような記事を書くのも理解できるのだ。

そうは言っても、内定辞退は就活生からしたら手間だし特に意味のあるイベントでもない。内定辞退はメールや電話一本で済ませてしまって有意義な活動に時間を使おう。「内定辞退した会社にこの先どんな形で関わるかわからないから」という意見もあるが、内定辞退した会社の人事とその後の人生で関わるレアケースはほとんどない。安心してメールや電話で内定辞退してほしい。企業が認めないようであれば、多少手間であるが内定辞退する旨を内容証明郵便で送りつければよかろう。内定はプロポーズではないのだ。

 

さて、我が身を考えると幸か不幸か特に内定辞退に悩むことなく就職活動を終えた(察してほしい)が、似たような局面を経験したことがある。ちょっと書いてみたところ、だいぶ長くなったので後ほど分けて公開する。