shapieron

米国株トレードを中心に普通の人が資産形成をする方法を紹介します。カイエンと青山の土地購入を目指しています。

サラリーマンも捨てたもんじゃない!自信を持て!

イケハヤ師を始めとしたブロガーやフリーランス界隈はがまたもや盛り上がっています。政府が副業を解禁したことが一つの理由でしょう。これは国による「君たちもうあんまり給料が上がらないと思うから自分でなんとかしてね」宣言だと思うのは私だけでしょうか?

アフィブロガーとは違いますが、投資家のみなさんからも「セミリタイア」を目指してやられている方が多いと思います。

そういうわけで一部で盛り上がる「サラリーマンはオワコン!これからはフリーランスの時代!」という論調に真っ向から反論してみたいと思います。

題して、サラリーマンも捨てたもんじゃない!自信を持て!

 

f:id:gekko1108:20180828215054j:plain

*1

 

 

1.数の力と大きな仕事

会社員のメリットとして何よりも強調したいのがこれ。一人や数人のチームではできない大きなプロジェクトも、社内のメンバーや協力会社をまとめることで実施できるようになります。

数は力です。

いろんな人がいます。

全然仕事ができない人、ヒルみたいに会社に寄生している人、意識だけ高い人、パワハラ野郎、などなどダメな人ももちろんいますが、一方で超優秀な人も確実にいます。大抵そういう人が会社を動かしています。いろんな人を知り、一緒に仕事をして、教えてもらったり、あるいはいいように使うことが勉強になります。

 

また、今いる社員の数の力ももちろん、同じ会社の先人達が積み重ねて来たレガシーも数の力のうちに入ります。大きな会社なら、若手のうちから先人のレガシーを活用して経験を積む機会がいたるところにあります。

私も若いうちから発展途上の海外の現地法人に行かせてもらって、現地のスタッフと一緒に仕事をし、様々な経験を積むことができました。

そこでの仕事が評価されて、今はそれを発展させた仕事をやることができています。

実績を積めばもっと自由度が高くて大きなプロジェクトに携わる機会も得られます。例えば、海外に進出して現地法人を作る。現地の政府と交渉して許可を取り、パートナー企業を探して一緒に投資して、工場を建て、現地のナショナルスタッフと一緒に新しく仕事を作っていく。

これ、絶対に数人のチームじゃできないですよ。

海外の案件にこだわらずとも、権限を持てるようになれば、会社の資産や人を使ってやりたいことをどんどんできるようになるのは、会社員の特権だと思います。もちろん、そのための上の説得が大変なのですが、大変なだけでちゃんとやればみんな思い通りに動いてくれるのでOKなのです。

フリーランスや、まずは自分の近くの出来事から、少ないリソースでのスタートになってしまうので、ビジネスの種類としてあまりそそられないんですよね。

 

2.リスクとリターン

「一定の労働と引き換えに、給与を手にできる」

これ。トレードをしていると痛感するのが、出勤と引き換えにある程度固定された金額の給与をもらうことのできる素晴らしさ。特に含み損のポジションを抱えているときは「オカネが減らないって素晴らしいことなのだなぁ」と会社への感謝の気持ちで一杯になります。不景気になったり会社が傾けば収入は下がりますが、ある程度の給与は保証されます。会社の収益がゼロになっても給与がゼロになることはまず無いでしょう。

仮に潰れる会社であってもまずは早期退職者募集などの逃げ場があるものです。

弊社も数年前に成績が悪い時期があり、純利益がほとんど消えてしまいました。その結果、ボーナスがだいぶ落ち込んでしまったので私も株に回すおカネがなくなってしまってちょっと苦しかったのを覚えています。休日出勤を積極的にすることでだいぶ取り返しましたが。

住宅ローンをボーナス払いしていた先輩は奥さんに説明しようがなくてだいぶ肝が冷えたようですが、そんな大切な出費をボーナス頼みにする方が悪いでしょう。例えると会社がクッションになって、社員への衝撃をある程度吸収したような形でしょうか。

一方、自営業では不景気などの避けられない状況で収入が大きく下がると、家計に直撃します。ビジネスの収益がゼロなら家計の収入もゼロ。マイナスになったらそれが家計に響きます。このリスクの大きさ、どう思います?

リターンはどうでしょう。会社次第ですがサラリーマンは大きく減ることもなく大きく増えることもありません。良くて1,000万くらいですかね。身の丈に合った生活をすれば不足することもありません。そして自営業。人を雇えば別ですが、一匹狼のフリーランスは基本的に労働集約型の仕事が多く(ブログや記事執筆)、年収1,000万円を超えることはあまりないのでは?年収1,000万円を超えているフリーランスの人がいたら教えてください。おめでとうございますと声をかけますから。

 

3.会社は給料以上にカネをくれる

私は毎月給与が支給されるたびに怒っています。収入の2割以上が年金と住民税と所得税に消えちゃいますからね。

年金定期便は私を煽る効果しかありません。数百万円以上年金を払い込んでいても老後にもらえるお金は微々たるものですw なんなんでしょう。

もっとも、会社も厚生年金保険料や健康保険料を負担しています。その金額はなんと報酬の約27%。イメージとしては会社と労働者で保険料を折半している感じでしょうか。言い換えれば、保険料を会社が半分負担しているということになります。

自営業だと国民年金保険に変わってしまいますから、まず会社が負担してくれている文がなくなりますね。そのほかも細かい違いはありますが、会社員からフリーランスになるとこの辺りの保険料の増額や福利厚生の消滅がじわじわとボディーブローのように聞いて来ます。

 

4.幸福な会社員の条件

色々と会社員の良さを述べて来ましたが、このような会社員生活を送るには条件があります。

(1)仕事の裁量がある

(2)そこそこの給与をもらえる

(3)やりたいことを押し通せる環境がある

(4)社内、特に同期内でのエリートとなって目をかけてもらう

 これは特に大事なのでコメントをしておくと、どんな手段を使っても上には気に入られるべきです。「俺は実力で評価されるんだ」なんていう勘違いをする若者がよくいるのですが、通用しません。はっきり言って仕事の実力なんて関係ありません。宴会芸やごますり、なんでもいいから組織の中で成り上がりましょう。それは人の好みと妬みと、ドロドロした感情の世界。会社という組織は実力で見られるのではなく、人間関係や政治に近いものがあります。

 一旦ボスに認められると、様々な便宜を図ったり研修に参加させてもらえたり、引き上げてもらえたりとメリット多数です。※ボスを見極める必要はあり

 

5.会社員のデメリット

(1)時間を拘束される

 当たり前ですが、会社員である以上はきちんと会社に行かなくてはいけません。基本的には月〜金曜日の日中は拘束されます。「日中にめっちゃやりたいことがある!私は暇を持て余さない!」なんて人には絶対に向いてません。

(2)刺激がない

 今まで語って来た内容と矛盾すると思われるかもしれませんが、確かに刺激はありません。仕事という意味では刺激があるのですが、それが給与に反映されることは少ないです。言うなれば点0.2くらいで麻雀をしているような気分。確かに大勝すると嬉しいのだけれど、勝ったアガりを見るとちょっと残念な気分になるような、そんなところがやっぱり会社員にはあります。

(3)生活を会社に支配される

 転勤、福利厚生、などなど様々な方法で会社はあなたの生活を支配します。住むところも生活レベルも会社次第です。

 

6.まとめ

 書いてみると会社員のデメリットも結構なものです。それを差し引いても、会社員には大きなメリットがあると私は考えています。上記の幸せな会社員の条件が満たされるのであれば、少なくともひとりで仕事をするフリーランスよりはだいぶましな生き方なのではないでしょうか。

 やっぱり会社員ってオワコンじゃないと思うんですよね。

 検索結果を比較して見ます。もちろんこれだけで比較はできませんけど。

 「サラリーマン オワコン」 339,000件

 「サラリーマン 楽しい」   10,200,000件

f:id:gekko1108:20180828214452p:plain

f:id:gekko1108:20180828214454p:plain

 

サラリーマンがオワコンって、フリーランスやイケハヤ師あたりが煽ってるだけなんでしょうね。

 

ちなみに、会社員を揶揄してフリーランスを賛美するような傾向って昔からあるんですよね。

バブルの時は、フリーターで自由な生き方をすることがもてはやされていました。ちょうど今のフリーランスのように。

そのあとの状況は皆さんも知るところだと思います。

*1:クエンティン・マセイス 両替商と妻