shapieron

米国株トレードを中心に普通の人が資産形成をする方法を紹介します。カイエンと青山の土地購入を目指しています。

米国高配当株を損切りしました  1/3 経緯と結果

長らく含み損状態が続いていた米国高配当株を処分しました。
今まで株をやってきた中で最も損害が大きく、情けなくてカッコ悪い出来事でしたが恥を忍んでここに記録します。

 


1.経緯
もともと、私は1557にインデックス投資しつつ、国内大型株を数ヶ月のスパンでトレードしていました。年間10%ほどの利益を上げていましたが、いくつか問題がありました。
・仕事中に株価が気になってしまう
・1557の出来高が少ない
特に前者は私にとって死活問題になっていたので、代替手段を探す必要を感じていました。
そんな中、おなじみシーゲル教授の「株式投資の未来」に出会います。

衝撃的でした。

成長の罠、高配当銘柄長期保有、配当再投資、どれも画期的で、今までの自分の考えが非常に愚かなように思えました。

そこから、高配当の優良株を探そうとスクリーニングで高配当株を探し、その中から事業内容を見て手始めにある銘柄を購入しました。
T です。
日本株ではなかなかお目にかかれない高配当、これからITセグメントが発展していく中で必要となる通信インフラ事業、タイムワーナー買収、どれも素晴らしいものに見えました。
人気がなく、テクノロジー株と比べるとPER的に非常に割安に思え、$37.53で250株購入しました。
長期保有しようと決意しながら。

これが、地獄への入り口だったのです。
4ヶ月に渡る含み損生活が始まりました。

1月には、ヘルスケアセグメントをポートフォリオに加えたいと思い、アマゾンエフェクトで直近の高値から下落したJNJを$143.06で70株購入しました。
2月には、エネルギー株の雄RDSを$65.92で130株、生活必需品セグメントということでこれまた直近高値から下落したPGを$81.20で100株購入しました。

この頃にすでに含み損が膨らんでいました。
2月のVIX急落による下落では大きな痛手を被りました。
魔法のように長期投資という言葉をつぶやいていたように思います。

3月になっても含み損生活は変わりませんでした。ここで、シーゲル先生オススメのタバコ銘柄ということで、MOを$59.20で110株購入しました。

4月、頭にはJNJやPG、Tは大きな赤字となっていましたが、意外なことに原油高を背景にしたRDSの上昇とアナリストの目標株価増額でMOが上がり、$2,000近かった含み損が$500まで減っていました。

その後、フィリップモリスの暴落によるMOお付き合い、Tのクソ決算による下落などで含み損は急激に拡大し、ふたたび$3,000を超えました。ナンピンするキャッシュも、ホールドする握力も、折れてしまった心にはもうありませんでした。

 

辛い気持ちでGWを耐えながら熟考し、5月7日にMO以外を売却してトレードを終えました。

GWにゆっくりと考える時間があったのは幸いでした。

トレードを見直し、昔日本株をトレードしていた時に決めていた損切りのルールを思い出したからです。本来であればこれくらいのボラティリティの株は下落に伴い少しずつポジションを落としていったはずです。しかしながら、米国株ゆえの手数料の高さや持ち株に恋をしてしまった私の状況ではそれができなくなってい他ことに気がつきました。

いつの間にか、損が自身の許容できる範囲を超えていたことを初めて認識できたのです。

 

2.結果と総評
T 250 $37.52 →売却$32.39 ▲1,282.50
JNJ 70 $143.06 →売却$124.79 ▲1,278.90
PG 100 $81.20 →売却$71.6108 ▲ 958.92
RDS 130 $65.92 →売却$71.7802 + 761.82
MO 110 $59.20 →ホールド

$2,758.5の損が確定しました。
MOの含み損を含めると含み損は$3,000を超えました。

総資産の約8%近くを失った計算になります。

 

この数ヶ月間はじわじわと含み損が拡大しており、とても苦しかったです。株価を見るのが憂鬱でした。夜中に株価が急落する夢を見て目を覚ましてしまったことがあります。しかしながら、ゆっくりと傷を広げていく含み損は鋭利な刃物で切られるというよりも真綿で首を締められるようでした。

いつしか含み損があることは私にとって当たり前になっていて、その深刻さに気がつかず、傷を広げていました。

損切りをしてトレードにひと段落つけることができ、ようやく客観的に見ることができています。

 

(中編へ続く)